九星の活かし方

◯村さんという方が先日お店に相談に来られました。
お話を伺うと
父親をはじめ連続して二代、自殺者が続いているということです。
強迫観念に駆られた◯村さんは
「自分も自殺しそうだ」と訴えられました。
「やる事なす事に力が入らず、駄目だ。」と苦悩されています。
奥様も子供もいらっしゃるようです。

初代の自殺の原因は借金苦。
二番目も借金の重圧と父親の突然死による精神的ショックで
自殺の経過をたどったそうです。
そして今の◯村さんも、
何をやっても体から力が抜けてしまうとおっしゃいます。

さっそく鑑定させていただきましたが
◯村さんには「自殺はありません」と断言させていただきました。
すると心から安堵した表情を浮かべられ
「ホッとしました」と涙も流さんばかりでした。

そこで私は
「お父さんが自殺をされた時どうでした?」と聞きますと
「そりゃもうひどいものです」と。
「残された側の苦しみは◯村さんが百も承知されているでしょう」
と申しましたら、身にしみていると・・・・

苦しみをわかっていながら、敢えて死を選ぶ・・・

「◯村さんに死に方を教えましょうか?」

「えっ!えっ?!」

「人間は道具も薬もなくて死ぬ方法がありますよ。
 しかもその死に方は、家族の幸福につながります。」

「どうやって?!」

「それは、一生懸命無我夢中で働いてください。
 80歳くらいになれば、ちゃんと死ねます。」

そうです。
人間って黙っていても死ねるのです。
そういうお話を致しましたところ気が楽になられたのか
ホッとした表情でお店を後にされたのでした。

人間は“肉体の動物”であるとともに“精神的な動物”です。
深刻な局面に対した時、視点を少しずらしただけで
うんと気が安まるものです。
◯村さんの例はそのことを教えてくれます。

 

さて、これまで九星について述べて来ました。
皆様はもうお気づきでしょうか?
九星一つ一つの星にはそれぞれ特徴があり
生まれた年、生まれた月によりそれぞれの星の特色が現れます。

しかしどの星一つ欠いても人生という歯車は
うまく回転しなくなってしまうのです。
一白が特に良いわけでもなく、九紫が良いわけでもありません。
すべての星が社会の構成要素としてあるのです。

作家の曽我綾子さんは
「人生とはオーケストラのようなものだ」と述べられています。
様々な個性が調和して社会が構成されているものだと。
九星とはそういうものです。

また九つの星は年ごとに月ごとに日ごとに方位を変えることで
運気を強めたり弱めたりします。
従って運気が弱いからと絶望することはありません。
運気が弱い時は、絶頂期へ向かうための準備段階と捉えればいいのです。
先ほどの◯村さんも運気の低迷期だったので深刻になっておられました。
しかし運気のバイオリズムを識っていれば、心も精神も安らいでいたはずです。

「転ばぬ先の杖」として九星を活用してください。
「絶望」は案外「思い込み」であった場合が多いのです。

 

それでは 吉田拓郎さんの 人生を語らず